100年以上の歴史を持つ、
大分県豊後大野市の小さな酒蔵。
東洋のナイアガラと称される「日本の滝百選」原尻の滝があり、日本ジオパークやユネスコ・エコパークに認定されている自然豊かな場所、大分県豊後大野市。日本百名山から湧き出る水と広がる肥沃な大地から生まれる地元の米を使い、吉良酒造は明治4年創業以来、代々受け継がれてきた技と味を守り続けてきました。
一つ一つの工程にこだわる、
蔵人の手仕事による酒造り
効率化を重視して、機械化や簡便化が進む中で、吉良酒造では昔と同じように、1つ1つの工程を蔵人の手作業にて醸しています。酒造りは、米の水分量や温度管理を厳密に行うことはもとより、醪製造時の櫂の入れ方にしてもしっかり入れることで、お酒の熟成度が異なってくる
繊細なものです。その繊細な部分を大事に大事に醸して、お酒にしていくのです。
夫婦でわが子の様に育て、
嫁がせる真心のこもった酒。
5代目・吉良文紀(ぶんき)と妻・享子(たかこ)が営む吉良酒造。麹を室で仕込む手造りにこだわる5代目の確かな腕と、夫婦がわが子のように「時に優しく、時に厳しく」仕込んだ酒には、飲み手を笑顔にしたいという思いが込められています。代々受け継がれてきた清酒「丹誠」をはじめ、5代目・文紀が開発した「ゆすらもも」は、まさに吉良酒造でしか味わえない、唯一無二の自信作です。